11/3 大耳ライブの御礼と感想&今後の予定
御礼と感想
先日は大耳ライブ2019 詩人たちの夜Ⅱへご来場いただきありがとうございました。関係者の皆さまお疲れさまでした。
⚫今回一番手だった自分がやった曲は
①まばたき
②霧
③HELLO WORLD
④湿度のある記憶
でした。
過去ライブ映像や宅録音源として全曲↓にアップロードしています。
https://youtube.com/channel/UCq5cAjvk6_ZufCPKxOUE2-w/videos
ラスト2曲はバックトラックを流しながらコントラバス弾き語りをする、という初めての試みでしたが 本番がなんとか上手くいってよかったです。
気持ちとしては 今回のライブは最後の一曲 (湿度~) に全てを賭けていたので、終演後それなりに反応がいただけ嬉しい限りでした。
(ほぼインスト曲なのでライブ仕様ということで後半語りを入れました)
ありがとうございます。今後も精進します。
(askaさんが撮ってくださった写真)
⚫この日2番目に出演された 鳥飼貴雄さん (と寺本くん)
誤解を恐れずに書くなら、鳥飼さんのヒラヒラと舞うご老体を観ながら (生き長らえる前提で)「自分は30年後どうなっているだろう、どんなライブが出来るんだろう」と考えずにはいられませんでした。
そのひとなりの、それぞれの(年齢に因る)表現があるのだ と改めて感じました。もはや良い悪いではない境地や見せ方といいますか…なかなか言語化が難しいですね
⚫次いで 八木竜平さん
詩の朗読と (平常時に近いような?) 語りとが地続きのグラデーションであり、行ったり来たりしているような そのどちらでもありどちらでもないような、そんな不思議な静かな時間の流れ 或いは時の停止 永遠性 永続性のようなモノを感じました。
写真のように切り取られるも 今でもどこかに存在し続いているであろう思いや記憶が語られたような印象を受けつ
一見重いテーマではある、が するすると耳障り良く言葉が入ってくる。(雑な表現にはなるけど) これが詩人か…と思いました。
⚫次いで 日向和枝さん
お客さんから事前に三つお題をもらい、そのお題を使ったお芝居を20-30分で考え (ほぼ)即興ひとり芝居として演じる、というもの。
(今回の三題は「イカスミ」「AI」「台風19号」でした)
これまでの三題芝居よりは長め かつ観客の予想を裏切る展開つづきで、飽きることなくラストの見事な着地点に笑ってしまいました。
あの場にいたひとは良い意味での「芝居の博打性」みたいなもの (そしてそれが上手くいった好例) に触れることが出来たのではないでしょうか
⚫この日最後を飾った 森耕さん
「ガムテープ男」として有名な方ですが、今回はいくつもの長い詩を暗唱されるというスタイル。単純にあの文量を覚えられている、ということがまずスゴい。
詩内容は大杉栄(夫妻)から音響詩、ダダまで横断していくそのチョイスに唸らされました。シンプルに良い声をされているので、じっと耳を傾けながら意識が飛 うたた寝しかけましたすみません
自分が未開拓だった分野へ初めて触れるきっかけや足掛かりや架け橋やヒントになる、そんな舞台でした
⚫一夜を通じて
いろんな「ことば」の表現がある、ということを改めて痛感しました。実際に目の前で、生で観れ、ライブならではの 感じ取ることが出来る (熱量が全てではない) 繊細で微細なモノの数々を体感できたように思います。参加できてよかったです。背筋の伸びる思いがしました。ありがとうございました。
…
今後の予定
次は12/1に小倉で催される同人誌即売会へ初めてサークル参加し、自作漫画の新刊や漫画サントラ等を頒布する予定です。ご都合の良い方はぜひお越しください。
⚫ 12/1 (日) 11:00~15:00
九州COMITIA3 @西日本総合展示場 本館
(福岡県北九州市・JR小倉駅より徒歩5分)
【 I (アイ)09 】へ サークル名・プチミュとして出展
九州コミティア公式web https://www.q-comitia.com/
頑張って漫画描きます
それではまた。